2017/10/12
先日の「Coupe du Japon やまぐち・十種ヶ峰ダウンヒル国際」に、
COMMENCALライダーの古城栄翔選手が参戦いたしました!
今戦にて3位表彰台を獲得した古城選手より
レースレポートが届きましたので、みなさまにお伝えします。
【以下 古城選手レポートより】
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【Coupe du Japon やまぐち・十種ヶ峰ダウンヒル国際】
2017年10月7 / 8日【天候:雨 / 晴れ】
コンディション:ウェット / ウェット・ドライ
使用機材:COMMENCAL SUPREME Jr
タイムドセッション:4位
決勝:3位
10月8日(土)、8日(日)に、山口の十種ヶ峰で行われたCJ十種ヶ峰国際ダウンヒル大会に参戦しました。
土曜日は、朝11時頃まで大雨が降り、コンディションは、マッドコンディションでした。特に新設コースのキャンバーが滑りやすくなっていて、攻略が難しかったです。
タイムドセッションでは、路面はマッドコンディションで、なかなか前に進まず、漕ぎがメインになる状態だったのでSPDで走ることにしました。新設コースでは、キャンバーは27.5インチ2.4のタイヤに助けてもらい、所々深いギャップを越えることができました。また、ロックセクションでも大きな石と石の段差も楽に超えることができました。しかし、体力不足で漕がないと進まないのでゲレンデを抜けた所からミスが増えてしまって納得いくタイムは出せませんでした。
結果は3分53秒、4人中3位でした。
日曜日は、朝から晴れて、コンディションは、土曜日と比べて少しはドライコンディションでした。しかし、土曜日よりも新設コースのキャンバーの深いギャップが増えていたり、ロックセクションが泥などで滑りやすくなっていて、減速しないと今のスキルではこなすのが難しかったです。
予選では、新設コースをタイムドセッションよりも早く抜けるためにブレーキポイントを遅めにブレーキして、コーナーがふくらんでも足を離して曲がる方が速かったのでフラットペダルで走りました。しかし、ロックセクションの入り方が通過できる入り方よりも左にずれてしまい岩と岩の間を通れず右の岩に当たり止まってしまいました。27.5インチの自転車のおかげで耐えてくれてこけずに済みました。
結果は3分42秒、4人中4位でした。
決勝では、新設コースのキャンバーは深いギャップがタイヤの大きさのおかげでノーブレーキでこなすことができました。ロックセクションを通るのをやめてエスケープしました。なぜならその次が漕ぎのセクションが狭いので、漕げる所が限られるのでロックセクションで減速するよりはエスケープをした方が次のセクションがスムーズに越えられると判断したからです。しかし、最後の方は体力が持たずに、こけかけたりしましたがSUPREME Jr 650Bが耐えてくれました。
結果は3分32秒、4人中3位でした。1位とは5秒差でした。
今後はこの差を埋めていけるように頑張りたいです。
SPDにまだ慣れてないので、どんどん使って慣れていきたいのと、体力作りがまだ足りてないので練習方法をかえていきたいです。
古城栄翔(COMMENCAL)
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使用するバイクが「SUPREME Jr 650B」へと代わり、今戦が2度目の公式DHレース。650Bホイールの優位性、コメンサルならではのリアグリップ・安定感をうまく活用しているようです。
これからもCOMMENCALライダー・古城栄翔選手の応援をお願いします!