更新日:2021/05/18 (火)
Pinkbike: META HT AM RACEでの30日間のレッスン
30日間ハードテイルに乗って学んだこと(PINKBIKE動画のご紹介)
この30日間、トム・ブラッドショーは、Commencal Meta HTに乗って、基本に立ち返った。彼は、30日間連続してハードテイルに乗ることで、どのような教訓が得られるのか、また、ハードテイルが速くなるのかを確認したかったのです。
Tom BradshawはPinkbikeのジャーナリストです。雑誌社のオフィスに近いウィスラーのトレイルを走り慣れている彼は、普段乗り慣れているトレイル/エンデューロモデルとは異なるバイク、META HT AM RACEでテストすることにしました。彼はどんな教訓を得たのか?本人のコメントです。
「最初の下りで、サスペンションがないことに少し怯え、フルサスペンションのバイクよりも遅くなると思っていた。かなりびびっていたことは認める。でも一カ月後、走るラインを選べば不安はなく、一カ月前の自分の走りとは別物になった!と証明する。」
「そのためには、かなり先を見越して、適切なブレーキング・セクションを探す必要があることを実感しました。ほんともう、それは素晴らしい教訓ですね。サスペンション付きのバイクでは必ずしもできないことですが、ブレーキスキルが上がると簡単です。ライン の選択も重要。乗り心地の違いを見事に表現しています。いつもの走行ラインだと、リアサスペンションなしだとまったく通用しません。(適切なライン、適切なスピード、適切なバランス、そして可能な限り最高のタイミングをもって動作しないととんでもないことになります。今までのように、ずっと受動的ではいけない。
さらに、ハードテイルで最も学ぶことの一つは、プッシュ(パンプ)することです。リアサスペンションからのエネルギーの損失が少なく、タイミングの調整もしやすくなりました。リアサスペンションがなければ、バイクはすぐに反応します。パンピングが正しく行われているかどうかはすぐにわかります。ペダルを踏まなくてもスピードが出たり、スピードが落ちたりするのはこのためです。
トム・ブラッドショーは、30日間ハードテイルだけに乗って、ライディングスタイルが劇的に変化したことを、サーキットで説明しています。30日間で、テストの初日と最終日の間に5秒のタイム差がついたのです。
「どんなバイクに乗っていても、楽しく過ごせる。たまには基本に立ち返るのもいいかもしれませんね」
とジャーナリストは締めくくります。