TECHNOLOGY

NEW META V4.2 Frame Technology


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Meta AM29er のデビューウィンを支えたセシルとユアン、合わせて今季3勝!

ジオメトリ

2019 年度、META V4.2 29 インチはエンデューロWC において輝かしい成績を残しました!!! META V4.2 はハイピボット化することで、ホイール軌道を最適化しています。その結果として、バイク全体の動きがさらに進化。重心位置が集中することでバイクとの一体感が高いのも、META V4 の魅力のうちの一つです。R サスペンションユニットの選択幅も広く、幅広いセッティングでのバイクのセットアップが可能となった今、エンデューロシーンでは、エアーとコイルを使い分けて参戦するのが当然の環境になっています。V4.2 はレースからのフィードバックにより少しづつ熟成を重ねてきたコメンサルの代表的なバイクとなり。エンデューロWC から、里山遊びまで、このV4.2の許容範囲は無限大です。ライダー次第ではダウンヒルバイクをちぎることも可能です!


フレーム設計

COMMENCAL はアルミにこだわります。META は素晴らしい機械特性をもつ 6066 アルミを用い、強固な耐久性を確保する為に、熱処理やショットピーニング で慎重に組み上げられるので、アルミ=安いフレームではない、テクノロジーの集合体となっています。全てのチューブがトリプルバテッド、その材料は重量と信頼性の比率が最適になるよう成型されており、運動学とジオメトリーを完璧に両立するために、すべてのリンクは溶接後に機械処理されています。また、アクスルは全て7075アルミから製造され、耐久性と精度を目的とした大口径ベアリング と合わせて最高のパフォーマンスを発揮します。META V4 は先に開発されたMETA V3 とは全くの別物です!それは間違いなく、その思惑は、フレーム構造の簡略化、それに伴うフレーム重量の最適化であり、ショックを除いた状態で3.0kg と、V3 よりも確実に 軽くなっています。軽くするのは簡単ですが、コメンサルにとって、最優先事項は信頼性です。誰もが山を 一周するようなロングライドに出かけた際、トラブルによりバイクを押して帰りたくはないと思います。 コンパクトなリンケージと シンプルなドロップアウトを用いることにより、COMMENCAL は信頼性を犠牲にすることなく、軽量化を達成する新たな手法を見出しました。

トップチューブは3 ピース構造であり、フレーム構造の心臓部です。トップチューブのショック用トンネルはMETRIC 対応となり大径化。そのため、快適な乗り心地と、先進的な外見を生み出し、非常に低いスタンドオーバーハイトを確保しています。 ショックはフレームのかなり高い位置にあり、ハイレベルなライダーによるモーションでもクイックな操作が可能となります。リアトライアングルは剛性の最適化を狙ってデザインされています。昨シーズンよりBOOST 規格となり、さらなる剛性アップと登坂性能の向上を獲得しています。しかしMETA V3 より3 割も硬くなったとか、そういうワケではないのです。実際には、前モデルよりもやや柔らかくなっています。 COMMENCAL は、剛性とはイコール、バランスの事だと考えています。より剛性の高いフレームは、非常にキビキビした乗り味となりますが、それは同時に、木の根っこや岩、逆キャンバーでグリップすらしないものとなってしまいます。これが、COMMENCAL が剛性を考える上で常に最適点を模索する理由です。COMMENCAL の剛性チューニングは、あらゆるコンディションにおいて最高のグリップ力を提供し、ライダーのタフなライディングに耐える精度を誇ります。


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