TECHNOLOGY
NEW FURIOUS
コメンサルが独自にアンドラ公国で開発したSupreme DH V4.2が、世界中のダウンヒルレース会場からトロフィーを集めていく過程において開発された、この FURIOUS は エントリーダウンヒルというジャンルでも、販売台数を稼ぐモデルでもありません!ワールドカップレーサーではなく、すでに独自の様々なスタイルを完成させている キレッキレのライダーたちが、自分たちのために開発したフレームです。
まずは、コメンサルの開発ライダーであり伝説のライダー Kyle Strait カイルストレイト。若手ナンバーワンライダーのWilliam Robert ウィリアムロバート。レッドブルランページのイメージが強いPierre-Edouard Ferry "PEF" (以前、アップタウンのプロモーションムービーで来日、とんでもないクールなスタイルを出して帰っていった彼です)。さらに、Brendan Howey(コメンサルファミリーになってはや12年、ホームページやカタログの写真は彼が一番カッコイイ)、そして最近ではDJ Brandt(フルサス・フルサイズのCLASHやFURIOUSをBMXのように操れるのは彼だけです)。
個性的なライダーの意見を取りまとめたのは、創業者であり まだ第一線の開発者でもある マックスコメンサル『FURIOUSはRed Bull Rampageのなかで、一番斜度がきつく、一番危険だが一番の最速、最短ラインを通ることができる』バイクパークやトレイルの、少しのギャップで大きなスタイルを出せる、大きなギャップを思い切って攻める、仲間のライダーと一緒にバイクパークで楽しくラップする、ムービーを撮る。。。
2020年モデルに、すべての設計を新しくして新フレームが完成しました。
大げさに言うと、さらにダーティなライディングが可能となり、現代的な設計思想に進化。そして美しい仕上がりとなりました。最近のライディングトレンドに合わせ、数々のパラメーターをバランスさせています。
ソリッドかつ、ソフトでコントローラブルな上にリアの安定感と接地感を同時に持たせています。
まったく新しい考え方として、リアサスの好みに応じて(エアショックまたはスプリング)セッティングを変更できる構造を取り入れています。
一つ目は、Red Bull Rampageのような、高速で大きなジャンプを決めたい方へのセッティング。
もう一つは、コーナリング重視のノーマルライディング時のセッティング。
この2種類のセッティングを出すために、ピポット位置を変更できる構造にしています。
新 FURIOUSは、シンプルな構造でシンプルなバイクの楽しさを求めて進化しました。バイクパークに求められる究極の2面性をクリアするために、新しいアイデアがインストールされています。どちらのセッティングでも、大きなインパクトを受けた時のショック吸収に勝り、ストレスが少ない設計を重視しています。また、剛性面や耐久面も旧モデルに比べて向上し、ジャンプ時に狭いスイートスポットの踏切でも、大きなギャップを越えたあと、少々ラフなランディングでも安心して着地をこなせます。近年、さらに進化した前後サスペンションにより、FURIOUSのジオメトリも一新することができました。
より短いチェーンステー(435mm)とより長いリーチ(サイズMでは440mm)は、新しい価値観と喜びを提供し、世界中からの注目に値する数値です。より遊び心をもち、高速で安定しているこの新しい形状の新 FURIOUS は、昔から使い慣れた手袋のようにあなたにフィットします。
設計だけでなく、創業者のマックスコメンサルは、フレームの仕上げにもこだわりました。シンプルで美しい!滑らかで、スムースな溶接部分の仕上げ。ケーブルルーティング、サイレンサーチェーンステープロテクター、フレーム一体型フォークバンパー、ピックアップパッドプロテクター。。。
新しい FURIOUSには、ライダーであるあなたにとって人生を楽しくする工夫がたくさん詰まっています。