更新日:2021/06/24 (木)
レオガングのワールドカップでDHライダーが活躍してから1週間後、今度はCOMMENCALエンデューロチームが久しぶりにレースに姿を現しました。
セシルとセドリックのラバネルチームは、今週水曜日にイタリアのヴァル・ディ・ファッサで開催されたエンデューロ・ワールド・シリーズの第1戦に参加しました。今シーズン、ドロミテではEWSの2ラウンドが開催されるため、ライダーにとっては特別な週となります。
ここ数日、ヨーロッパでは雨が多く降っていましたが、レオガングで開催されたワールドカップのようにトレイルが滑りやすく、走りにくいということはありませんでした。
アントワン・ヴィダルは、今年はU21に参加する予定で、この2年間、このカテゴリーで優勝を目指し活動してきました。そして、その選択が正しかったことを証明するように、初出場のレースで見事9位に入賞したのです。
彼はすでにエンデューロ界での有力ヤングライダーの一人であり、今回の第1戦は将来に向けて良い兆候だと思います。
アレックス・ルドーも印象的な走りをしました。その結果、チームメイトを抑えて総合11位を獲得したのです。これは、エリートトップ10に入ることのできる2人のライダーを擁することの証明であり、COMMENCAL Enduro Teamにとって大きなニュースです。
新チームでの初のEWSとなったジャック・ピアシーは、U21クラスで2度のクラッシュに見舞われ、肘を痛めながらのレースとなりました。総合成績は17位でしたが、その速さは今後のラウンドでの活躍が期待されます。
土曜日のEWS第2戦は、ドロミテの中心部で開催される予定です。
Photos : Sven Martin