価格(税別)¥279,800 フレーム(リアサスレス)
価格(税別)¥949,800 完成車(Rock Shox)
価格(税別)¥999,800 完成車(FOX)
価格(税別)¥279,800 フレーム(リアサスレス)
価格(税別)¥309,800 ※Black Anodizedカラー
価格(税別)¥229,800 フレームセット
価格(税別)¥549,800 完成車
HPP(ハイピポッドポイント)サスペンションシステムとはハイピボットポイント、ピポット位置を高くするためにチェーンの位置も高くした。最初のプロトタイプは実は2015 年にできていた。その後、数々のトライ&エラーを繰り返し2016 年にSUPREME DH V4 を満を持して発売。世界のダウンヒルシーンを驚愕させたのは記憶に新しい。ここで、そのHPP を掘り下げてみよう。このシステムの利点は多数存在する。ペダリングコースで勝負を左右するキックバックの低減。これは複数パーツのリンク機構がBB位置を最適化、いわゆるBB位置のエキセントリック化を可能にして初めて実現できた。さらにペダリング時のアンチスクワット効果の高さが、キックバックの減少と相まって、リアの衝撃吸収性をハイレベルなものにしている。リアホイールがストロークすると斜め後ろに移動するのだ。リアホイールの軌跡を想像してほしい。バイクに座った状態だけ見てもHPPサスペンションシステムは全く説得力がない。しかし可動させてみると、その感想が大きな誤解であることに気付く。驚くべきチェーンの通り道に気を取られて、皆さん肝心な話までたどり着けないのだ。荒れた路面からの大きな入力は、リアホイールを斜め後ろ上方に2次曲線状に動かし、ホイールベースを伸ばす。これにより安定性とグリップ力を増加。優れた衝撃吸収性と路面追従性を確保する。一方、高いピボット位置にすると一般論では、キックバックが多くなる。我々はそれを防止するためにスイングアームへもリンクを結合させ、よりリアサスペンションをフリーにし、大幅にキックバックを低減させた。